ひたちなか市・阿字ヶ浦における関係人口の増加にアプローチ!~ひたちなか市と若者の懸け橋として~

来たる! 成果発表会

3カ月間のプログラムを経て、成果発表の日がやってきました.。
普段と変わらない様子のメンバーもいれば、緊張している様子が非常に伝わってくるメンバーも。

ここでは成果発表会での提案内容についてお届けします!

リハーサルの様子

私たち観光コースが提案したのは、若者がひたちなか市を離れてしまうという課題に対して、芋焼酎スパークリングという特産品をつくる過程で人を巻き込み、コミュニケーション創出の場をつくること。

  1. 芋掘り
  2. パッケージづくり
  3. 試飲
  4. 完成後

このような工程に沿って、上記のフェーズに分け、コミュニケーション創出を実現できるイベントを提案しました。

考案した案の概要

【芋ほり】「孤高の頂上決戦 ひたちなか No.1シェフいもグランプリ」

芋掘りの工程では「孤高の頂上決戦 ひたちなか No.1シェフいもグランプリ」というイベントを開催。

若い世代の農家と触れ合い刺激をもらうことが目的で、市内の高校生と芋掘りを行い、グループ分けをして芋を使った料理No.1を決定します。そして、食事会を開いて参加者同士での交流を図るというイベントです。

「芋ほりイベント」の内容

【パッケージづくり】「あなたにとって、ひたちなかとは? その想い、カタチにしませんか?」

パッケージづくりで行うのは「あなたにとって、ひたちなかとは? その想い、カタチにしませんか?」というイベント。

メインターゲットはパッケージづくりに関心のある高校生と大学生。懐かしさを感じられるレトロ感のあるデザインでひたちなか市を懐かしく、恋しく思ってもらえるようなデザインを目指します。

「レトロラベルデザイン」の案

【試飲会】「海浜鉄道 de 試飲会 新たな繋がりを築こう」

パッケージづくりの次は試飲会。「海浜鉄道 de 試飲会 新たな繋がりを築こう」というイベントを開催します。

ひたちなか市出身の若者やお酒好きな市民が対象で、参加者同士の繋がりを築くことが目的。参加者が話しやすい場づくりを実現するため、好みの試作品についてアンケートを行い、お酒の好みに合わせたグループで歓談します。

「ひたちなか海浜鉄道貸切」の事例

【完成後】「え?まじ? 学生、茨城で充実しちゃうってよ」

また、学生メンバーが全ての行程に参加し、ひたちなか市を知る「え?まじ? 学生、茨城で充実しちゃうってよ」という長期的なイベントの開催も行います。

未成年の学生も一緒にお酒作らせるの?という疑問を抱いた方もいるかもしれませんが、ご安心ください。お酒が飲めなくても参加でき、未成年参加者には成人の際に登録住所にお酒が届くシステムを構築します!

毎年行うために、今回のようなインターンを企画に組み込む

このようにして、イベントに参加する全ての人にとってコミュニケーション創出の場をつくり、ひたちなか市の課題である人口流出に少しでもアプローチしたいと考えました。

市長をはじめとした市役所の方々の前で発表するのは非常に緊張しましたが、懸命に考えた企画を存分に伝えることのできる発表になったのではないかと思います。

市長は常に真剣にお話を聞いてくださいました

「ひたちなか BRIDGE プロジェクト」に参加して

ひたちなか市の魅力と課題を感じ、初対面の学生6人が力を合わせ、企画を考える濃密な3カ月間!

楽しいことももちろんたくさんありましたが、そればかりではありませんでした。互いの意見がぶつかり合うことも多く、どうしたらいいのだろうと各々が思い悩むことも多くありました。それでも数々の課題を乗り越え、メンバー全員が納得のいく、面白いと思える企画を作り上げることができたのは観光コースのメンバー6人だったから。

6人全員が大きく成長することのできた3カ月間。
この3カ月間はきっと私たちの人生にとって大きな糧となるのではないかと思います。

長いようで短い3カ月間の「ひたちなか BRIDGE プロジェクト」。観光でひたちなか市を訪れるだけでは得られないことがたくさんあり、非常に学びの多いインターシップでした。

最後に市長と記念撮影!

このような機会をいただくことができ、大変感謝しています。
本当にありがとうございました!